つぶ訳wiki - [レゲエ講座/(2) スカとレゲエ---サウンドによる判別 の変更点] - つぶ訳wiki

  
現: 2009-02-21 (土) 00:42:04 admin ソース
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 +*スカとレゲエ---サウンドによる判別 [#ob09079d]
 +
 +「レゲエとスカってどう違うの?」というのがそもそもの質問。
 +で、年代的な説明をしたのが、前回の回答。
 +今回は音楽的違い、つまり聴いた時の違いを探ってみましょう!
 +
 +**テンポだけでは判断不可能 [#j2dda4b6]
 +
 +***レゲエのテンポは多種多様 [#m3133b68]
 +
 +スカのテンポが下がって、ロックステディになり、それがレゲエに発展、ということは前回書いた。
 +この世にスカとロックステディしかなかったら、両者を見分けるのは簡単。速いのがスカで、遅いのがロックステディ。
 +
 +ところがレゲエの登場で話は複雑になってくる。
 +
 +70年代のいわゆるルーツレゲエと呼ばれているものは、概ねロックステディよりさらにテンポが遅くなっている。では、遅いものをレゲエとすればいいかと言えば、決してそうではない。
 +結論から言えば、レゲエのテンポは多種多様。スカ並みのものもあれば、ロックステディよりも遅いものもある。
 +
 +つまり、テンポでの判別は不可能。
 +
 +***パートアレンジでの見分けかた [#a6beb8f6]
 +
 +では、視点を変えよう。
 +
 +''まず、以下の場合、かなりの確率でスカと認定。''
 +>
 ++「ッチキ、ッチキ、ッチキ、ッチキ」というヴォーカルが入る。
 ++ドラムに「シャンシャカンカカン、シャンシャカンカカン」というオープンハットが入る。
 ++サックス、ピアノ、ギターのうち2種以上が同時に一度たりとも休まず、「ンチャ、ンチャ」と拍の裏にリズムを入れている。
 ++「ンチャ、ンチャ」がサックスである。
 ++ベースラインが拍の表で4分音符。
 +
 +''そして、以下の場合、かなりの確率でスカではないと認定(ロックステディかレゲエ)。''
 +>
 ++「ンチャ、ンチャ」が抜けることがある。
 +1拍目と3拍目の裏だけに入っているとか、4拍目の裏だけとか。
 ++ベースラインが細かい。
 +
 +だいたい以上のことを基準にすれば、アーリーレゲエとスカの見分けはつくはず。
 +ビミョーな場合、テンポの取り方を半分にしてみて、そっちの方がしっくり来たらレゲエ、という裏技もある。
 +あとは、これに年代でウラをとれば、ほぼ分類できるはず。
 +さあ、これでレコード屋でバイトできるぞ!
 +
 +**次回予告 [#ac169b7c]
 +
 +ところで、スカとレゲエ、スカとロックステディの分類は出来た。
 +では、レゲエとロックステディは何が違うのか?
 +ということについてはまた次回。
 +
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  • レゲエ講座/(2) スカとレゲエ---サウンドによる判別 のバックアップ差分(No. All)
    • 現: 2009-02-21 (土) 00:42:04 admin

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