12月11日は…
サム・クックの命日。没後61年。昨日のオーティス・レディングに続いてソウルミュージックの最重要人物トピックが並ぶのは単なる偶然でしょうか。つぶ訳wikiには現在28曲アップされています。優れたソングライター、デヴィッド・ゲイツの誕生日でもありますよ。ブレッドの曲はいろいろなジャンルでカバーされているので注目です。シタール奏者ラヴィ・シャンカールも命日。そして、1968年の今日、ローリング・ストーンズが『ロックンロール・サーカス』を収録したのですが、長い間お蔵入りになってしまいます。理由は共演者のザ・フーに比べてストーンズの演奏がショボかったからとか。確かに「SYMPATHY FOR THE DEVIL」とか完成度の低さは否めません。ブライアン・ジョーンズが脱退直前でバンドがまとまっていなかったのでしょうね。そんなストーンズもサム・クックやオーティスの曲をカバーして成長してきたバンド。やっぱり今日はサム・クックを聴きましょう!
12月12日は…
アイク・ターナーの命日。ティナ・ターナーの元旦那で暴力夫というイメージになってしまっていますが、偉大なるロックンロール・オリジネイターの一人ですよ。1951年にリリースされたジャッキー・ブレンストン名義(事実上、アイク・ターナーの作品)の「ROCKET 88」は、“史上初のロックンロール・ヒット”と言われています。アイク・ターナーの“ロケット88”に惑わされた女性は数知れず。13回の結婚歴があるとか。その他、フランク・シナトラ、ディオンヌ・ワーウィック、シーラ・E、オールマン・ブラザーズ・バンドのディッキー・ベッツ(去年死去)などが誕生日。シーラ・Eはサンタナやアステカにも在籍していたピート・エスコヴェードの娘って知ってました? ディオンヌ・ワーウィックはホイットニー・ヒューストンの従姉妹だし、フランク・シナトラはナンシー・シナトラのお父さん。家族関係が濃い一日ですね。“6人目のストーンズ”と言われていたピアニスト、イアン・スチュワートも命日。没後40年。ルックスがバンドの雰囲気に合わないという理由で正式メンバーになれず、それでも裏方としてバンドをまとめるのに貢献した心の広い人物です。そして「SOMEONE LOVES YOU HONEY」で有名なカントリーシンガー、チャーリー・プライドも命日です。
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