ロンドンの雨が好き。ブーツを履いて冷んやりした空気を楽しむ。傘を差して絡ませる腕。なんて素敵な霧雨かしら。雨粒が街を逆さまに映す。水ににじむ景色。雨の通り道に傘が開くロンドンが好き。
明日雨が降るように頼んでおいたんだ。晴れるけど雨が降るのさ。そして君が現れ僕らの傘はぶつかり合う。あ、ごめんなさい。あれっ、どこかでお会いしましたっけ?傘は一つになってロマンスが始まる。ロミオとジュリエットみたいに。
青いマイアミの空に走る影。争った理由は覚えていない。涙は消え、別れないと誓った。雨がフロリダの海岸を綺麗にするのを見ながら何度もキスした。君は傘を開く。でも僕たちは雨粒の間を歩いて帰って行った。
雨の中歌っているよ。なんて素敵な気分なんだ。暗く垂れ込める雲に笑いかける。心の中には太陽。恋をする準備はオーケー。雨と一緒に笑いながら歩くんだ。とてもハッピーさ。歌う!踊る!雨の中で!
寝ぼけ眼で起きたら黄色いバラが散っている。ぼけっと座って見る雨の中の花。パワーを感じる。植物を育てる雨。窓を開け放つんだ。枕が濡れたっていい。耳を澄ませて聴く。風の中、花の会話を。雨のパワー。クールな気分。
君と僕、屋根の上。夏のシャワー。ずっとおしゃべり。楽しいひと時。雨の中どれだけ笑い合ってた?雷が鳴るまで気付かなかった。そして雨宿り。乾くのを待つんだ。でも君の姿を見るともっと雨が降ればいいと思っちゃう。
まだガキだった。したいこともわからず、日々あてもなく過ごすだけ。ポッカリとした穴と痛みがあるだけだった。君が現れるまで。今は驚きに充ちている。色の付いた雨のように感じる。色彩の雨が降り注いでいるんだ。
雨の中、外に出たい。おかしく聞こえるかもしれないけど。僕の顔が雨に打たれれば。一筋の涙だって見られないだろう。君に見られたくないんだ。いつか太陽が出れば心も晴れるのかも。でも今は泣きたいんだ。だから行かせて。
窓を叩く雨の音に耐えられない。甘い思い出が甦ってくるから。彼はもういない。私たちが一緒だった頃は何もかもが最高だった。あの人が使っていた枕。でもあなたの声は聞けない。雨よ、もう私の窓を叩くのはやめて。
雨が降ると思い出すよ。君のことを。雨の中歩く君に名前を聞いた。ロレイン。一緒に傘に入ろうと言ったら蔑まれた。雨の中傷ついて立ち尽くす僕。お茶に誘ったら罵倒された。とても恥ずかしかった。雨のように涙が流れたよ。
君にふられてから毎日が曇り空。雨が降ったかどうかもわからない。涙が頬を伝うから。太陽を連れて戻って来ておくれ。君だけがこの雨と涙を止められるんだ。たった一度のキスで。
俺の心に雨が降っている。お前と別れてからずっと。悪かったのは俺だ。戻ってきておくれ。じゃないとこの空しさに俺の涙は止まらない。もう一度だけ俺の愛を試しておくれ。
お日さまは照ってるけど、俺の心は雨降り。可愛いあの娘は今朝出て行った。さよならも言わずに。ずっと一緒っていうのは嘘だったんだ。雨の夜に彼女と会う夢を見た。もう大丈夫よ、って彼女は言ったんだ。
雨が降り続けば堤防が壊れてしまう。洪水で居場所がなくなる。一晩中堤防に座って嘆いていた。泣いても無駄、祈りも通じない。どうしたらいい。日夜頑張ってもどうにもならない。誰も助けてくれない。
すごい雨だった。たくさん降ったもんさ。一晩中さ。40日間も降り続けたんだ。雨が止んだらノアの出番。みんながお願いしたよ。乗せてくれないかって。でも罪にまみれたものは乗せられない。全ては神の御心次第。
9月から8月までは長靴が必要。ぬかるみを歩くために。雨のしずくが私の背中を濡らす。ぬかるみにはまった私たち。薄暗い空、愛と雨。ワイパーで拭ってパリに帰りましょう。来年には天気のいいところへ。そしてぬかるみを忘れましょう。
雨が降るとみんな頭を覆って走る。まるで死にたくないみたいに。太陽が出れば木陰でレモネード。雨が降ったって構わないさ。いいかい?雨が降ろうが晴れようが何も変わりはしないんだ。結局は心の持ちようさ。
雨が降り落ちてくる。僕は太陽に話しかける。君がサボるから雨が降ってくるんだって。でも雨がよこした哀しみになんて負けないさ。そのうち幸せが挨拶しに来るんだから。雨は降り続いている。文句を言ったって雨は止まない。何より僕は自由なんだ。何も心配することなんてない。
優しい雨が草原に降り、鳥たちは木々で歌う。丘の上には虹が架かり、私たちは恋に落ちる。私はあなたのもの。この日を永遠に忘れないで。いつの日かこの草原に戻り、雨上がりの鳥の歌声を聞く。あなたは私を抱きしめもう一度愛を囁く。
空高く架かる虹の彼方にその場所はある。そこではずっと思い焦がれてきた夢が叶う。悩み事はレモンの雫のように溶け、煙突の向こうに消える。幸せの青い鳥は虹の彼方に飛んで行く。そう、私だって。
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